エンジン用エアクリーナーのケースとカバーを結束しているクリップです。
振動・高温に耐えて設定荷重を確保できるように設計されています。
厚さt=0.6~1.2mm程度のSK85やSUS304-CSPなどのバネ鋼を材料とした薄板バネのクリップです。 マルチ・ホーミング加工機を使い帯材を使用する事で材料ロスを最小限に抑え、コストパフォーマンスに優れています。近年はリブ形状を付けることで板厚をt=0.6mmに抑え軽量化にも成功しています。 表面処理としては「ジオメット処理」「ジオメット+プラス処理」「ジオメット+黒色コート処理」「3価クロート処理」などが一般的です。
線径φ1.8~2.3mm程度のSWPやSWCといったピアノ線や硬鋼線を材料とした線バネのクリップです。
ハンドル型やマルチホーミング加工機を量産数量に応じて選択することでベストなコストパフォーマンスを発揮出来ます。
また、線材のためエッジ部分がありませんので安全でユーザーに優しいクリップと言えます。
表面処理としては「ジオメット処理」「ジオメット+プラス処理」「ジオメット+黒色コート処理」「3価クロート処理」などが一般的です。
線バネと樹脂のクリップを組合わせたハイブリットタイプのクリップです。樹脂の材料としてはナイロンやポリアセタール樹脂(ジュラコン)などが使われています。スパンの設計自由度が高いのでエアークリナーと車体スペースがタイトな時などに使用されています。